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ずっと残したいと思う建物

先週末は息子のサッカーの試合でした。

風もそれなりに強く、寒い朝。車出しを買って出たことを少し後悔しながら6時起きで準備をして息子を連れて行ってきました!

志免町にあるシーメイト。ナイスなネーミングですね(^^;)

初めて行ったのですが、近くまで行って目に入った「志免鉱業所竪坑櫓(しめこうぎょうしょたてこうやぐら)」!

以前現地調査で近くを通った時から、住宅街を抜けたところに突然現れる巨大なオブジェのような建造物がとても印象的で覚えていました。

グラウンドのすぐ隣にそびえ立っていました。

IMG_2576[1]IMG_2574[1]1943年(昭和18年)に旧日本海軍によって造られ、戦後は国鉄により運営された「国営炭鉱」志免鉱業所の施設です。作業員や掘り出した石炭を昇降するために使われていたエレベーターですね。

国の重要文化財に指定されているようです。昨年世界遺産に登録された「明治日本の産業革命遺産」には入っていませんが、なかなかの迫力と存在感。

近くによるとコンクリートが崩れ落ちて鉄筋がむき出しになっているところも多くあり、老朽化が進んでいるため取り壊した方が良いような感じもしましたが、整然と配置された開口部やコンクリートのフレーム、バランスよく張り出した上部の四角い物体(これが何なのかは不明(ーー;))・・・この佇まいをみていると重要文化財として保存したくなる気持ちも納得です。

当時の最高の技術を集結させて美しいフォルムを造り上げ、そしてそこで人々が行き交い良くも悪くも歴史を作ることで味わいが生まれて何とも言えない迫力と説得力のようなものを纏うんだろうと思いました。

老朽化が進んでも何とか残したいと思う建物。そう思ってもらえるものを作れたら、設計者として最高に幸せだろうなあ~~と寒空の下いい刺激を頂きました!